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【広報ふじ昭和50年】学園ひろば

ふるさとの歴史

かりがね堤

 富士川は、日本三大急流の一つです。
 昔の富士川は、岩本山の南側から東南に向って浮島沼のあたりで直接するが湾に流れていました。自然に流れるままの富士川は、大雨がふればはんらんして、家や田畑をおし流してしまいます。
 中里の古郡孫太夫重高は、自分の力で富士川に堤防をつくろうと決心しました。堤防があれば、新しい土地ができお米もとれ、新しい村づくりができます。
 重高の子供、重政のとき、87ヘクタールの新しい土地ができましたが、1660年富士川のこう水でほとんどが流されてしまいました。
 重政はこんどこそこう水にもびくともしない堤防をつくろうと、いろいろ考えました。富士川の水をななめに流さないで、今のようにまっすぐするが湾に流し、その東側にちょうど、かりが空を飛んでいるような堤防をつくることを計画しました。
 かりがねづつみの計画は、重政の子供、重年にひきつがれました。重年は、英語のL字をさかさにした堤防を考えつきました。
 広い場所に水をあつめれば、水の力は弱まって少しずつ川下に流れます。こうすれば堤防もくずれないでしょう。むずかしい工事も人柱をたてるなどいろいろ苦心して、やっと58年目に完成しました。
 かりがね堤は、300年以上たった今でもどっしりと私達の町をこう水から守ってくれます。

女の子も参加してすもう大会

 平垣八幡神社でおひまちすもう大会が10月16日開かれました。飛入りずもうに町内対抗のリーグ戦、土俵に上がった子は口びるをかみしめ真剣そのもの−。飛入りずもうには女の子も参加し、友だちから大きな声援を受けていました。また、青年が大福もちとおむすびを無料サービスしてくれみんなおおよろこびでした。
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練習の成果を発表 吹奏楽フェスティバル

 第7回富士地区吹奏楽フェスティバルが、10月10日吉原市民会館で開かれ日頃の練習の成果をひろうしました。今回は中学校の部に富士南中、鷹岡中、吉原第一中、吉原第二中、富士宮第二中、富士宮第四中の6校、高校の部は吉原商業、工業、富士高、吉商、富士見、富士宮北高の6校、あわせて12校が参加しました。各学校ともむずかしい曲目を取り入れ演奏を行いましたが、吹奏楽のだいご味が観客にも伝わり、曲目ごとに大きな拍手が送られました。
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