【広報ふじ昭和50年】第2回富士市青年議会
青年の意見を市政に反映
富士市青年団連絡協議会は、民主主義の基本と、政治におけるルールとしての議会政治のあり方を学ぶとともに、青年の意見を市長に訴え、市政への反映をはかるため、第2回富士市青年議会を9月12日、吉原市民会館で開きました。議会には、各地区の青年団から選出された38人の議員と渡辺市長、時田教育長、各部課長など市の代表者が出席しました。
本会議では議長、副議長を選出、会期を10月26日までの45日間とし、議会運営委員などを決め、一般質問に入りました。なお、会期中、明るい富士市を考える委員会、たくましい青少年をめざす委員会、明日の富士市を考える委員会、車から命を守る委員会で、委員会に付託された事項について調査研究が行われます。
それでは、委員会の代表者による質問のうちゴミ収集、農薬のからびん処理についてお知らせいたします。
■路上にはみ出たゴミ袋が通行のじゃまになる
明るい富士市を考える委員会は、加藤敏治議員から、ゴミ収集について質問がありました。
収集場所に出されたゴミが路上にはみ出て道路を狭くしたり、いかにも不潔に見えます。また、集めにきたあと、袋から出る水や小さなゴミが回りに散らかっていますが、これらの指導はどうなっているのでしょうか−。
市当局の答弁
市内でゴミを収集する場所は燃えるものと燃えないものを合わせると約5,800か所もあります。こんなに多くの収集場所があっても、婦人会や環自協の皆さんが非常に気をくばっているので収集もほんとうにうまくいっています。
収集場所は、町内で一番適当な所に決めてあります。川や堀がある所はその上に板を張ってそこに入れるものを造っています。場所のない所が道路に置くようになり感心しません。これからも工夫してまいります。
回収したあとよごれている問題はゴミを出す人にも考えてもらいたいです。台所から出るゴミは水分をたくさん含んでいますから、袋からにじみ出て路面をよごします。また、収集したあとで出すと次に来るまでそのままで、よごれていますから−
集める職員も積む時、散らからないよう注意しています。皆さんもゴミは紙袋に入れ、口をしっかり結んで、散らからないようにしてください。
■農薬の空びん回収を
明日の農業を考える委員会は、石川寿彦議員から農薬のからびん回収公設卸売市場について質問を行いました。このうち農薬のからびん回収については次のとおりです。
昨年の第1回議会でも出ましたが農家では農薬のからびんや使いかけの有効期間の切れたものの処理に困っています。農協単位などでまとめて処分できるよう行政指導をお願いします。
市当局の答弁
昨年、農薬のメーカーや扱い業者と協議のうえ、県下全体で、農協にやっていただくことになり、11月に各農家へチラシをくばって、回収を行いました。この時、富士市農協管内で、ドラムカンに4本もありました。
取扱い業者の方には、毎年1回は実施するように要請してありますから、今後はできると思います。
また、期限の切れた農薬の処分については、まだ検討されていませんので、農家の方と協議したり、関係機関と相談し研究してまいります。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 38名の青年議員が出席
添付ファイル
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