長い間社会につくしてきたお年寄り、その道のりは苦労の連続だったと思います。顔のしわひとつひとつにその苦労がきざまれているようにも思えます。
その苦労をねぎらい、これからも長生きし、生きがいのある生活を送っていただかなけれはなりません。
市でも寿大学の開校や仕事をしたい人には職業をあっせん、悩みごとを持っている人の相談、健康保持、病気の早期発見のため老人健康診断など、お年寄りに生きがいのある生活を送っていただくことを心がけています。
今年も9月15日の敬老の日を中心に、社会福祉協議会、婦人会、町内会のみなさんの協力で各地区ごとに敬老会を行います。敬老会の対象になるのは、明治38年9月15日以前に生れた70才以上のお年寄りで6,790人（男2,793人、女3,997人）です。このうち80才以上の方は160人、90才以上が103人で、最高令者は100才の甲田かめさん（今井）です。なお、88才の米寿の方が76人おりますが、市から肖像画、県知事から木製の湯のみ茶わんが贈られます。
このほか、ねたきり老人の慰問を9月15日から行いますが、対象者は60才以上の老人で3か月以上ねたきりの状態の人です。慰問には各民生委員が市長の慰問文と慰問品をお届けに上がります。
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( 写真説明 ) 元気いっぱいのお年寄り（老人スポーツ祭のひとコマ）
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