旧鷹岡事務所の2階を改造して、公害分析センターの設置を進めていましたが、このほど完成し分析業務をはじめました。
これまで分析業務は、公害課に併設されていた分析室(40平方メートル)で行っていましたが、45年の490件を手はじめに、47年830件、49年1,400件と年ごとに増加してきました。このように分析件数が多くなり、分析に必要な機器、薬品類なども増え、足の踏み場もないような状態でした。
そこで、分析業務が効率よくできるようにセンターの設置となりましたが、約1,600万円をかけて改造、新しい機器類の購入などを行いました。広さもこれまでの4倍の160平方メートルで一般分析室と機器分析室からなり、5台の実験台を備え、排ガス処理を行うドラフトチャンバー、汚水を一定の温度に保つ保冷庫、自動測定装置などを導入しました。
センターでは、水質、大気の公害全般にわたる分析を行いますが、機能を十分発揮し、市民の健康、都市環境を汚染から守り、住みよい町づくりを進めていきます。なお、分析業務は2人の専門職員が当ります。
富士市公害分析センター(入山瀬 電話71-4860)
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( 写真説明 ) 排ガス処理を行うドラフトチャンバー
( 写真説明 ) 昨年1年間に1,400検体を分析