土屋愛作(中丸・65才)
害虫の被害がひどくなった時は、薬剤による駆除が一番効果があることは確かです。しかし、病気と同じことでひどくならないうちに発見駆除することが一番望ましいことだと思います。
私も庭木や草花が好きなのでよく植えて楽しんでいますが、とにかくよく虫がつきます。毎日朝夕よく調べ、ひとつひとつ手で取っていますが、もっともこれが日課で、ひとつの楽しみでもあります。それより私は薬剤撒布が大嫌いです。少量とはいえ昔農薬の問題もあったように決して吾々人間の薬にはなりません。
薬剤によってすぐに病気にならなくても、害があることは事実です。各家庭においても、薬がよくきくという安易な気持で薬品に頼ることのないようにして欲しいと思います。一戸でわずかな撒布でも5万6,000世帯の撒布量は相当の量になります。
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薬済を使わない枝切りや焼却を指導
害虫駆除(アメリカシロヒトリ)のパンフレットを6月上旬に各町内へ送り、回覧していただきました。
このほか、広報ふじやお知らせ広報などでも害虫の駆除・防疫の方法をPRしていますが、市民の害虫に対する認識がまだうすいので、さらにPRを行ってまいります。
なお、薬剤撒布の方法は、天敵を殺したり、人間への害が考えられるので、みどりの課への問合せ、現地指導においては、枝切り、焼却の方法で行っています。 (都市整備部みどりの諜)