富士市 FUJI CITY Official Site

　6月5日から11日までの環境週間中、富士市もよりよい環境づくりをめざし各種の行事を行いました。5日の環境デーには1日機動隊長を任命し公害総点検運動−
6日と７日の環境を作る日は公共施設の点検や清掃、市民の森造成−
8日の環境を守日は工場の一斉休業、緑地保護運動−
9日の環境を語る日は、環境問題や産業廃棄物懇談会−
10日の環境を考える日は記念講演会−
11日の環境を知る日は富士山麓の自然探索、測定車の公開−
　1日ごとに目標を決めて実施しましたが、これらの行事には延15,000人の市民が積極的に参加してくれました。
　それでほ週間中に行った各種の行事を紹介いたしますが、みなさんもこれを機会に、身の回りから少しづつきれいにして、住みよいきれいなまちづくりを心がけてください。

■佐野房吉さんが1日機動隊長に

　6月5日は環境週間の初日。渡辺市長が1日機動隊長に佐野房吉さん（富士市公害防止地域連絡会議長）、副隊長に山崎光子さん（富士市連合婦人会長）、奈木喜久恵さん（あすなろ母の会）の3人を任命しました。環境監視機動班はさっそく佐野隊長を先頭に、ポリプラスチックス（株）富士工場、丸富製紙の公害防止施設の視察を行い、工場の担当者から説明を受けました。
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■海岸や公共施設を清掃

　6日と7日は環境を作る日。海岸や公共施設の清掃、不法占用物の撤去、河川パトロールなどを行いました。
　駅や商店街などの清掃フラワーポットの花の植替えは、商店街や周辺の方の協力で実施しました。フラワーポットには、ツツジやサルビア、マリーゴールドを植えました。せっかく植えても折ったり抜いたりする人がいます。みんなで大切に育てましょう。元吉原海岸の清掃（1面写真）には、元吉原子供会や老人クラブ、市職員など1,800人が参加しました。海岸はプラスチックの容器やビニール袋、空カン、空ビンが散乱していましたが、2時間余りの清掃でみちがえるようにきれいになりました。しかし日曜日の夕方海岸へ行ってみると、前の日きれいにしたばかりなのに、もう空力ンや紙くずが散らかっていました。せっかく掃除をしても、遊びに来てゴミをそのままにして帰ってしまう。ほんの一部の人かと思います。あとから遊びに行った人が気持よくすごせるように、ゴミは責任を持って処分してください。
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■公害防止施設の点検や工場周辺を清掃
　8日は環境を守る日。市内の200工場が休業や操業を短縮して、公害防止施設の点検、工場周辺の環境整備を行いました。
　また、児童公園の清掃や樹木の防除（写真上）を町内の人達が行ってくれました。
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■懇談会や記念講演会を開催

　9日の環境を語る日に環境問題と産業廃棄物の懇談会、10日の環境を考える日には記念講演会を開きました。
　環境問題懇談会（写員右）では、大気汚染と樹木の研究をしている県林業試験場の鈴木久雄さんを助言者に話し合いを行いました。
　また、記念講演会では、上野実郎（静岡大学理学部教授・県自然保護協会理事長）を講師に、富士山麓の自然保護、自然破壊と復元の可能性について講演が行われました。
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■風船に願いをこめ大空へ

　環境週間最後の11日は環境を知る日。岩松小学校で全校生徒が自然環境についての希望や願いをこめた風船を大空に上げました。また、6年生に大気汚染などを監視する青空号騒音や振動を測定する環境監視測定車を見ていただきました。
　また、中学と高校の化学部と新聞部の生徒や先生が、共同汚泥焼却炉公害防止施設などを見学しました。
　このほか、山麓地域の地形・地質・植生などを勉強しながら、自然環境保全についての関心を高めていただくため、丸火自然公園を中心に自然探索（写真下）を行いました。
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