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【広報ふじ昭和50年】国一で交通量調査

3秒に1台の通過車両

 国道1号線の柏原町から西田中町までの住民で結成する“交通公害から生命を守る会”は5月19日正午から20日正午までの24時間国一の交通量調査を行いました。調査は45年に続いて2回目、今回は東名高速道路の料金大幅値上げにともなうしわ寄せがどの程度あるか調べたもので、東田子の浦駅前で70人の住民が交替で行いました。この結果、24時間の交通量は29,109台(45年29,041台)で、前回調査とほとんど変わりませんでしたが、3秒に1台という、相変わらずの交通地獄となっています。

24時間に29,109台の通過車両

 市内を走る国道1号線でう回路のないのは柏原から西田中町までの2.7キロメートル。沿線住民は交通事故、自動車騒音など交通公害で悩まされ続けています。そこへ4月から東名高速道路の料金が大幅値上げされ、国1を走る車が増えることが予想されました。このため、沿線住民で結成する交通公害から生命を守る会は、そのしわ寄せがどの程度あるか24時間にわたって交通量調査を行いました。
 調査は5月19日正午からはじめ、大型トラック、乗用車、バスなど6車種に別け、1時間ごとにまとめました。この結果、24時間の交通量は29,109台で、内訳は下の表のとおりです。前回に比べ、乗用車を除くすべての車種が減りましたが、その分乗用車が増加しています。
 時間帯別の通行量は、朝の通勤や夕方の帰宅時に当たる午前7時から10時、午後5時から6時までが1日中で最も多く、1時間に平均1,900台が通行しています。この時間はノロノロ運転が続き、上下線とも車でいっぱいになります。なお午後8時から翌日の午前7時までは、1時間に500〜900台、このほかの時間帯は平均1,500台の通行があります。


夜間は80パーセントが大型トラック

 乗用車や小型トラックなどは、夜間になるとぐっと少なくなりますが大型トラックは逆に多くなっています。特に、午後11時から午前5時ごろまでは全通行量の約80パーセントが大型トラックとなります。
 今回の調査が前回と比べほとんど変化がなかったのは、平日のうち月曜日は比較的交通量が少ないことや雨が降ったことが考えられます。なお同会では、この調査結果を国、県に出して、国一バイパスの早期建設を訴えていくとともに、年内にもう一度機会を見て調査を行うそうです。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 国道1号線柏原地先における24時間の交通量
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