“酒を飲んだら絶対運転しない”だれでも知っていることですね。ところが、飲酒運転による事故があとをたちません。今年1月から10月までに市内で発生した事故は131件、このうち人身事故が52件で、6人が死亡しています。事故を起した人のほとんどが自分に限ってとか、このぐらいでは大丈夫などと軽い気持でハンドルを握り、気がついた時には取返しのつかないことになっています。事故を起してから後悔しても手おくれですから、みなさん十分注意してください。
さて、今年も1か月ちょっとで終りますが、年末年始は飲酒の機会も多く、例年飲酒運転が増加します。また、道路もこみ、気ぜわしさも加わって暴走運転が増え、これらが原因となる交通事故も多く発生します。そこで市民総ぐるみで飲酒運転、暴走運転を追放する“交通事故死をなくすV5県民運動”を12月11日から1月10日まで行います。
運動は富士自家用自動車協会、社会教育推進会、連合婦人会など各種団体の協力で進めます。まず飲酒運転追放活動では、酒類提供業者による自主的活動の推進、飲酒運転の恐しさを呼びかける追放パトロール、社会教育推進会単位の飲酒運転追放コンクールなどを行います。暴走運転追放活動では、こどもと老人の保護活動の強化、安全運転管理の強化、高校生に対する交通安全指導などを行います。
なお、運動の初日に当る12月11日を街頭広報(指導)強化の日として、歩行者やドライバーに呼びかけ、運動の周知徹底と盛りあがりをはかります。