物価高の昨今、消費者のみなさんにすこしでもお得な買い物をしていただこうと、さきごろ消費者モニター40人の協力で、食料品試買による量目検査を行いました。
まず、モニターの方が、毎日買い物をしている近所の商店から食肉、茶、菓子など7品目を20点、合計140点を購入し、量目をはかりました。
量目の正量基準は、誤差がプラスマイナス3パーセントまでを正量として行いました。
検査の結果、正量だったのは140点中102点、全体の72.8パーセントでした。品目別では、砂糖をのぞいた全品目が超過、あるいは不足していました。なかでも、食肉は10パーセント以内の不足4点、超過2点、10パーセント以上の超過1点で、正常だったのは13点でした。また、青果物は不足はありませんでしたが、10パーセント以内の超過7点、10パーセント以上の超過2点で、正量は11点でした。
なお、結果については、調査店舗に文書で通知し、不足の多かった店には県の立入検査を依頼しました。
量目は少ないことはもちろん、重くても正しくありませんから、商店のみなさん、正しい計量を行ってください。また奥さん方も計量に関心を深め、お得な買いをするように心がけてください
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( 図表説明 ) 品目別計量結果
- 写真あり -
( 写真説明 ) 食料品の量目検査を行う消費者モニター