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10月までに23人が死亡
　10月21日と22日の2日続けて交通事故による死者が出ました。今年10月までの死者は23人、昨年同期に比べ6人減少しましたが、相変わらず高い発生率となっています。

交通非常警戒で450件の違反を摘発
　このため、富士警察署は10月23日から26日までの4日間、交通非常警戒を行いました。市内53か所で520人の警察官を動員して指導取締にあたった結果、450件の違反を摘発しました。このなかにはスピード違反や信号無視など、直接交通事故につながる違反が多くありました。

事故防止はみんなの願い
　これから年末にかけ例年交通事故も多くなる時期です。事故を起こしてから、こうすればよかった、あの時ちょっと注意をすればよかったと考えても手遅れです。現代の複雑な交通事情の中で、事故を防ぐためには、お互いに安全運転をする以外手だてはありません。
　ドライバーのみなさん自分ひとりだけの道路でないという事を考え、ハンドルを握ってください。
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( 写真説明 ) スピード違反の取締りを行う警察官

　みなさん、自動車のブレーキが故障すればすぐに修理をしますね。ところが自転車ではどうでしょうか。ゆっくり走ればだいじょうぶと、故障したまま乗っている人が意外に多くいます。
　さきごろ自転車組合の協力で、市内11か所において1,078台の自転車を点検しましたが、67パーセントに当たる726台の不良自転車がありました。この726台のうち自転車事故につながるブレーキ不良車が547台もありました。これは点検自転車2台に1台の割合で、多くの人がいかに危険な自転車を利用しているかということです。また、その無関心さにはおどろきました。
　最近、市内で発生する交通事故の中でも自転車事故は、歩行者事故に次いで多くなっています。ブレーキの悪いもの、ライトが点灯しないものなどは、自転車事故の原因となり、交通事故発生の誘因となります。自転車ぐらいと軽くみないで、完全な整備を行い安全な自転車を利用してください。
　なお、自転車組合では毎月第3土曜日に、子供自転車を主体に無料点検を店先で行っていますので、ご利用ください。


◎自転車組合が毎月第3土曜日に無料整備点検