消費者モニターが毎月家庭用品の価格調査を行っていますが、9月分の結果がまとまりましたのでお知らせします。
調査は小麦粉、即席めん、砂糖、しょう油、天プラ油、合成洗剤、マーガリン、バター、チリ紙、トイレットペーパーの10品目です。これらの9月分の価格は表のとおりですが、全般的に前月と比べ1〜2パーセントの値上がりとなっています。
このうち値上がりが一番激しかったのは天プラ油で、8月より68パーセントも高くなりました。これは行政指導価格が300円から360円に改定され、その品物が店先に出回りはじめたためです。価格差も高値360円、安値220円とばらついています。逆に値下がりした品目は、トイレットペーパーとチリ紙で、トイレットペーパーが5パーセント、チリ紙が12パーセントです。
また、今回と6月の調査を比べ、値上がり幅の大きいものは天プラ油、砂糖、合成洗剤、マーガリンです。このうち天プラ油は825グラム当りの平均単価251.12円が305.93円、砂糖は1キログラム当り平均単価186.27円が228.81円、合成洗剤2.65キログラム当り平均単価677.95円が711.76円になりました。
これらの価格を沼津、富士宮など県下の5市と比べてみると小麦粉、しょう油、バターの3品目は平均を上回っていましたが、その他の品目はわずかながら下回っています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 9月分家庭用品価格調査結果
- 写真あり -
( 写真説明 ) 値上げ値上げで買い物も大変です