心の鏡と言われる眼を失明し、暗黒の谷間に沈んで一生を終る人達が日本には25万人もいます。人間だれでも五体健全な時には病気を忘れ、人の苦しみも意に介しないものです。あなたがもし一瞬のうちに失明したとしたらどうでしょう。おそらく失意のどん底に気も狂わんばかりになるでしょう。
しかし、進歩した現代医学は眼の見えない人を救うこともできます。
それは“角膜移植”で、約25,000人の人達に光と生きる喜びを与えることができます。
全国の病院には角膜移植の手術を受けるため大勢の人達が待っています。しかし、角膜が手に入らないため、2年でも3年でも自分の順番が来るまで待たなければならないのが現状です。
このため、ライオンズクラブではこうした人達に角膜を提供する“アイバンク運動”を進めています。現在、全国で献眼登録者は5万人といわれていますが、その過半数が若い人達で、実際に役立つのは遠い将来の事です。
みなさん、ひとりでも多くの限の見えない人が、将来に明るい希望を持てるように、アイバンク運動の主旨を理解し、ご協力くだい。
アイバンクヘの登録は
生前に「私の一生を終ったあと角膜を携供します」と、近親者の同意を得て手続きを行なっていただきます。提供できる眼は、黒眼に星ができたり、雲がかかっていなければ、近視、遠視、乱視の眼でも一向にさしつかえありません。また、年令も無関係です。
なお、申込みや問合わせは、ライオンズクラブのアイバンク推進委員会へ行なってください。
富士岳南ライオンズクラブ・61-6256
富士吉原ライオンズクラブ・52-4003
富士タカオカライオンズクラブ・71-2534