浮島工業団地の起工式が、9月3日、浮島沼の大坪新田で行なわれました。
この工業団地の造成は、公害防止事業団によって行ないますが、市街地に混在して騒音や振動などの公害発生源となっている中小企業工場を集団移転することにより、公害問題を解決し生産の向上、作業環境、福祉施設の改善などをはかります。
計画によると団地に進出するのは、鉄工、紙加工、製缶、鋳造、樹脂加工など49企業です。
敷地面積は223,614平方メートルですが、このうち73パーセントに当る163,090平方メートル方が企業用地など、26,869平方メートルが道路や水路用地、残りの33,655平方メートルは共同緑地となります。工費は造成費、土地買収費を含め28億5,000万円で来年秋には造成が完了する予定です。なお引き続き工場移転が行われます。
造成工事は、浮島沼の地盤がゆるいため、地盤沈下を考え大量の土砂を埋め立てます。その上に工場の建設を行ないますが、敷地内はや団地のまわりに緑地帯をつくり、緑に囲まれた工場づくりを行ないます。
なお、造成工事中はダンプカーなどの出入で大変ご迷惑をおかけします。業者には安全運転をするように十分注意してありますが、目にあまるような事がありましたら、浮島団地安全対策協議会(電話32-1472)へご連絡下さい。
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