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【広報ふじ昭和49年】ゴミってなんだろう

捨ててはもったいない貴重な再生資源

 生活が豊かになればゴミの排出量も多くなります。台所の残飯をはじめ日常生活でいらなくなったすべてのものがゴミとして捨てられています。
 みなさんが1日に捨てるゴミは、市の収集車で集める分だけでも144トン、1年間に4万3,178トンにものぼっています。これらのゴミは、市内3,860か所の収集場所に出されますが100人の作業員が30台の収集車で集めています。
 しかし、みなさんのお宅から捨てられるゴミの中には、再生資渡として利用できるものがたくさんあります。ゴミを捨てる前に、もう一度よく見てください。古新聞や週刊誌、ダンボール箱、空ビン、空力ン、トタン板、こわれた洗たく機、自転車など、ゴミというより、どれを見ても貴重な再生資源ですね。
 これらをゴミとして処理してしまうのは、ほんとうにもったいないことです。1日に捨てるゴミの5分の1、10分の1でも、1年間には膨大な量になりますから、再利用できないものでしょうか。
 しかし、市で収集する時に選別したり、収集してから分けることは、現在の収集方法では不可能です。何といっても、みなさんの協力がなくてはできません。それには、各家庭で再生できるものとゴミを区分けして、ゴミだけを収集日に出していただくことです。再生できるものは廃品回収業者に売ったり、チリ紙などと交換するようにします。
 このようにすれば、ゴミが資源として役立つばかりか、減量にもつながります。みなさん、ゴミを出す前に、資源として役立つものはないか、もう一度中を見てください。


ゴミは収集日の朝決められた場所へ

 市のゴミ収集は、燃えるものを週2回、燃えないものを月1回行なっていることは、みなさんご存知ですね。
 ところが、収集場所に、いつでもゴミが出ている所があります。これは、集めたあと持ってきて置いていくからです。心ない一部の人のためにゴミ収集場所がいつもよごれて、付近の人達に迷惑をかけています。
 ゴミは、収集日の朝、紙袋に入れて、きちんと出してください。
 なお、ビニール袋に燃えるゴミを入れて出す人がいますが、ビニール類は、焼却する時に高温を出し、炉をいためるので、燃えないものとして扱っていますのでご協力ください。
- 写真あり -
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