無駄な物は買わない“ケチ”に徹した消費者に
昨年来の異常な物価高、物不足は消費者にとって頭の痛い問題です。
どうしようもないと、あきらめてしまった人も多いようですが、手をこまねいていては物価は上がる一方で何の解決にもなりません。
我が国のように資源を輸入に依存している国にとっては、一層深刻な問題といえます。石油・パルプなどを例にとっても、あらゆる生活物資に影響を及ぼしていることがわかります。
このように混乱した中で、私達消費者におしえてくれたことは、物を大切にする心と、資源の尊さということです。これまでのような消費は美徳などという時代は終り、いかに節約し、ほんとうに必要な物だけにする。「ケチ」に徹しなければならない時です。
そこで、富士市消費者運動連絡会では、資源を愛護する心を、多くの人達に持ってもらおうと「紙袋節約運動」を進めています。
紙袋節約運動は、買い物に出かける時入れ物を持っていこうというもので、みなさんが、2度に1回紙袋を節約しても長い間には何十枚にもなります。これが1,000人、1万人の人が同じ気持になって、紙袋を節約していけば大きな力となりますから、みんなで協力し、運動を盛り上げましょう。
なお、市内のスーパーや商店など業者側でも店頭に「物価高無駄をなくしてより安く心と心のお買物紙袋節約運動にご協力ください」のステッカーを貼って、お客さんに協力を呼びかけています。