大渕第一小学校3年 かとうあけみ
わたしは、牛を見ておどろいた。
どっしりとしたからだ、でこぼことしたせなか、おっぱいが、だらりとさがっている。
歩いているのを見ていると、だらりとさがっているおっぱいが、おもたそう。だから、のんきそうに、ゆっくりと歩いているのかな。
おなかも大きい。わたしは、牛って、よく食べてよくねるから、どこそここんなに大きいのかなあ、と思った。
からだの色は、ちょっときたない色、クリ−ム色、白とクリーム色が、まじったような色、いろいろの色をした牛がいた。けれども足の方は、どの牛もちょっときたなかった。
なき声を聞いた。大きな声で、「モー。」とないた。中には、かなしそうな声で、「モー。」とないた牛もいた。わたしは、あの牛かなしいのかなあと思った。おこったような声でないた牛もいた。あの牛は、どうしておこっているのかな。
フーフーいいながら、よだれを、ぽたぽただしながら、じっとなにかを見ている牛。ふんや、おしっこをしっている牛。しっぽを、ぶらぶらさせている牛。まだ、いろいろなことをしている牛を、見ているうちに、牛は、あんなことばかりしていて、たいくつじゃあないのかなあ。と思った。
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