昭和46年からはじめた田子の浦港のヘドロ処理作業が、さきごろ終了しました。処理作業は、第1次から第3次処理まで行ない、この間に131万トンのヘドロを富士川河川敷で脱水しました。脱水したヘドロは、地元の方と再々に渡って話し合いを進め、道路づくりや公園の建設などに使いました。なお、処理をはじめる前は、ヘドロが浮び硫化水素ガスが発生するなど生活環境をおびやかしていましたが、最近は港の中でカモメの姿が見られるなど、みちがえるようになりました。
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( 写真説明 ) 港の中にカモメの姿も……
( 写真説明 ) 昭和46年当時の汚れた田子の浦港
( 写真説明 ) 河川敷へヘドロを送り脱水
( 写真説明 ) 脱水ヘドロで公園や道路づくりを