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【広報ふじ昭和49年】学園ひろば

富士山の雲と天気 1

ひとつガサは雨の前ぶれ

「富士山にカサ雲がかかると雨が降る。あるいは風が強くなる」と、昔から言い伝えられていますね。
 柏原2丁目の森幸平さんは、雲や海岸の変化で天気の変わるようすを昭和29年から調べています。みんながまだ生まれる前からだね−
 そこで、森さんが集めた資料の中から、富士山にかかるカサ雲によって、天気が変わるようすをお知らせします。みんなも富士山にカサ雲がかかったら、どんな天気になるか注意してみてください。
 カサ雲といっても、いろんな形があるんだ。おわんをさかさにしてかぶせたようなものや、うず巻のようなものなど、20種類ぐらいに分けることができます。同じカサ雲でも見る場所によって形も変わる場合もあります。また、カサ雲はたえず形が変わるので、始めから終りまで同じ形でいることはめったにありませんが、この変化が天気に大きく関連しています。
 1年間に富士山を見ることができるのは、約100日ぐらいです。このうち、カサ雲がかかるのは15回から20回程度で、あまり見ることはできません。
 一番多く見ることができるのは、ひとつガサです。 ひとつガサは、春と夏に多く出ますが、こんな時は、雨が降る前ぶれです。富士山にかかるカサ雲によって、天気を知ることはできますが、どのくらい雨がふるか、何日ぐらいつづくのかなどこまかなことはまだわかっていません。
- 図表あり -

5月10日から“愛鳥週間”

 5月10日から1週間「愛鳥週間」ですね。愛鳥週間は昭和22年に渡り鳥を保護するため、5月10日を「バードデー」と決めたのがはじまりで、その後1日だけでなくこの日から1週間続けるようになりました。
 市内で見ることができる鳥類は、ウグイス、ホトトギス、ヒバリなど約60種類以上です。海岸にはチドリやカモメ、沼地にはカモやバン、山麓ではウグイスやキジなどが多く見られます。
 なお、大淵中学校では、毎年全校生徒で丸火自然公園に巣箱をかけたり、クラブ活動で小鳥の研究を行なうなど学校ぐるみで小鳥を守っています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 丸火自然公園で見られる小鳥たち

吉原第一中の卒業生全員で壁面レリーフを制作

 吉原第一中学校では、卒業生全員でつくった壁面レリーフ「青春の群象」の除幕式を4月20日に行ないました。
 壁面レリーフは、今年3月卒業した540人が自分達でつくったものを長く残そうと、全員で考え制作しました。作品は横2メートル30センチメートル、縦91センチメートルの大きなもので、名前も青春の群象とつけ、新校舎の玄関に建てました。
- 写真あり -
添付ファイル
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