【広報ふじ昭和49年】あなたも決意を 私の体力づくり
今回は横割1丁目で、はり、きゅう療院を営む中村一雄さん(53才)に登場していただきました。中村さんは走ることで体力づくりを行なって、みるからに健康そのものです。
自分の体力にあった運動を長く続けるのがコツ
中村さんが走るようになったのは12年前の体育の日(10月10日)から。当時40才の若さで肥満と高血圧、頭痛になやまされていたそうです。職業がら人のからだをみるには、自分も健康でなければ十分な仕事ができないと考え、それには走ることによって体力づくりをしようとはじめたのがきっかけとなったそうです。
現在の中村さんは、8キロメートルを30分から40分かけて毎朝走っています。「走ることは健康にいいですね」と専門的な立場からわかりやすく説明してくれました。
12年間走り続けている間に、何人かの走る友だちができたが、多くの人は途中で顔を見せなくなってしまう。今度はほんとに走ることが好きな友だちで、主婦のNさんとタクシー運転手のKさん、3人で話し合って“マラソン会”を結成した。そして、お互いに新しい仲間を増していこうと誓いあっています。
そこで、これから走ってみようと思っている方々のために、どんな点に注意したらよいかうかがってみました。
まず、短い距離からはじめ、徐々に距離をのばすことが大切。最初からはりきりすぎると、翌日足が痛くて走れなかったりして、長続きしないようです。いままでも中村さんをまねて走った人もかなりいたようですが、10年以上走り続けている人と同じ距離を同じ速さで走って失敗している人が多いようです。
中村さんは3か月間600メートル、1年間で2,000メートル、4年間で4,000メートルにしたそうです。
走りはじめはゆっくり、終わりは急にやめない、途中で胸が痛くなったら走らないで歩くことも大切。無理をしては長続きしないし、健康を害する危険もありますから、自分の体力を考え無理なく運動を続けていかなけれはなりませんね。
結局、自分に走れる距離を自分が走れる速さで、無理なく走り続け、汗を流すのが上手な走り方といえそうです。気候もよくなり、朝起きも苦にならなくなってきました。この機会にみなさんも走ってみませんか。きっとさわやかな気分にひたれることができると思います。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 12年間も走り続けている中村さん
添付ファイル
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