【広報ふじ昭和49年】春の交通安全運動 4月6日〜15日
子どもを交通事故から守ろう
今年になって全国で一番交通事故による死者の多い県は愛知県です。ところが市町村別に人口の割合で死者を見ると、3月15日現在、富士市が7人で、全国で最も高い死亡率という不名誉な状態になってしまいました。交通事故の大部分は、十分な注意をすれば防ぐことができるはずですから、この不名誉な汚名をみんなで協力し、1日も早く返上しなければなりません。
さて、4月の入学シーズンをひかえ、今年も“春の交通安全運動”が4月6日から15日までの10日間、全国一斉に行なわれます。運動は、(1)幼児、児童を事故から守る。(2)自転車利用者の安全確保。を重点項目に進めていきます。
このため、47年から実施しているスクールゾ−ンの設定地域、範囲などを整備し、小学校や幼稚園、保育園周辺の交通事故をゼロに近づけます。また、最近バイコロジー運動や新しい都市交通のにない手として見直されている自転車の安全利用を取り上げ、通勤、通学など自転車の利用が多い地域の安全をはかります。
なお、期間中、自転車の正しい乗り方指導、不法占用物や不法看板の撤去、東名富士インターチェンジ入口で、流入車両の整備、不良車両の指導取締りなどを行ないます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 奥さん、そこは横断歩道とちがいます
×飲酒運転 大丈夫が事故のもと
最近、飲酒運転による交通事故が多く発生しています。3月2日に大月線の天間地先で発生した事故では、富士で酒を飲み富士宮へ帰る途中に起こしたもので、運転者と同乗者の2名が即死しました。
また、3月12日から15日まで飲酒運転を中心に取り締りを行なった所、13人が検挙されるなど、飲酒運転の恐しさがわかっていない人がまだまだ多くいます。
飲酒運転によって事故を起こした人のほとんどが「少ししか飲んでいなかったから大丈夫」と軽い気持で運転しているようです。お酒を飲むと気持が大きくなるといいますが、普段安全運転をしている人でも、スピードを出したり無理な運転を平気でやってしまいます。
事故を起こし、酔いがさめてから「俺はなんてばかなことをしたんだ」と後悔してもはじまりません。事故を起こせばどうなるか、みなさん知っているはずです。酒を飲んだら絶対ハンドルを握らないでください。
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