冬の間成長をやめていた草花や樹木も3月になるとそろそろ活動をはじめます。球根の分球、霜よけのとりはずし、盆栽の植えかえなど庭の手入はいくらでもあります。草花や樹木にも冬から春への準備をしてやってください。
■宿根草花の株分け
キキョウ、ガーベラ、キクなど夏から秋にかけて咲く宿根草花の株分けと植え広げ。
■霜よけのとりはずし
草花の霜よけ、樹木に巻いたワラ、なわなどはとりのぞいて焼却。通気と受光をはかり、間引きも適当にやる。
■芽だし肥え
花壇や庭の宿根草花や秋まき草花は、中旬すぎるとそろそろ芽がのびはじめます。うすめた油カス、尿素などを株ぎわに与え元気をつけてやる。
■盆栽の植えかえ
ウメ、ケヤキ、イチョウなどのはち植え落葉花木は、3月上旬に植えかえる。古い土をはらって根を2割ほど切りつめ新しい赤土や黒土で植えなおす。
■芝生の手入れ
枯れたままの芝生は、風のない日に枯葉を焼き、土に肥料をまぜてばらまき、新芽の出をよくする。
■花木のつぎ木
花モモやサクラ、モクレンなど落葉花木をつぐのは彼岸ごろ。枝を切って水がでるものはもう時期はずれです。