【広報ふじ昭和49年】丸火自然館が5月オープン
故仁藤嘉一さんの寄金を基に建てる
丸火自然公園の整備も着々と進み、一部の施設はすでに利用していただいています。現在は、進入路の拡幅、キャンプ広場の造成、丸火自然館(仮称)の建設工事などを行なっています。
このうち丸火自然館の建設は、故仁藤嘉一さん(今泉4)が一昨年喜寿を記念し、寄付してくれた1,000万円を基に総工費3,000万円で工事を進めています。建て物は、木造平家建てで、延面積360平方メートル、管理室と資料室ができます。完成は3月になりますが、展示物の飾り付けなどもあるのでオープンは5月の予定です。なお、1日も早くみなさんに披露し、レクリェーションの場、自然研究の場としておおいに利用していただきます。
富士周辺の自然を写真や模型で解説
資料室には富士周辺の自然や動植物が一目でわかる資料を一堂に集めます。資料も「自然界のしくみ」「富士周辺の地形」「富士周辺の林業」「富士周辺の生物」「富士周辺の気候」の5つのコーナーに別けて、スライドやテープ、写真、模型などでわかりやすく解説します。
自然界のしくみ
スライドにテープの説明を加えて、富士周辺の環境がどういう形で成り立ち、どんな働きをしているか、自然界のバランスを保つためにはどうしたらよいかなど知らせ、見学者に自然の大切さを考えていただくコーナーです。
富士周辺の地形
富士周辺の模型をつくって、丸火自然公園の位置、富士市と他の町との関係、地形などを見ていただきます。解説パネルでは、富士山の生い立ち、地下水の分布、自然の開発状態の変化などを図解します。
富士周辺の林業
植生分布を模型でわかりやすく説明します。また、解説パネルで、天然林と人工林の分布、森林の役割、木材の用途・利用などを図解します。
富士周辺の生物
富士周辺における自然界のいとなみをスライドで写し説明します。また、自然に近い状態を作り出しその中に動物のハクセイと簡単な説明をつけて置き、生きた観察ができるようにします。解鋭パネルでは、鳥獣の1年の生活の違いを夏と冬に分けて説明、鳥の生活、巣づくり、繁殖の期間などを写真や図解でわかりやすく表現します。
富士周辺の気候
季節による特長や影響などをパネルで鋭明します。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 丸火自然館平面予想図
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp