【広報ふじ昭和49年】あなたも決意を 私の体力づくり
前回から私の体力づくりということで、自分に合った運動をしている方に登場していただき、運動をはじめたきっかけやはじめる前と現在を比較して様子をうかがっています。今回は井出武義さん(津田・50才)に登場していただきました。みなさんも、自分にあった運動を毎日続けて、体力づくりを行なってみませんか−。
マラソンで病院生活とお別れ
井出さんは毎朝走ることによって体力づくりを進めています。
まず走りはじめたのは、3年前の昭和36年1月15日で、市教育委員会の呼びかけによる「走ろう会」に参加してからだそうです。この時、体力づくりの大先輩である鈴木力さん(今泉9・62才)と一緒になって、「人間は健康でなけれは人生が楽しくないよ。健康には走ることが一番いいよ。」と聞かされ、本当にそうだなあと感じたということです。
それまで、井出さんは心臓の機能がおもわしくなく、病院生活を2度にわたって送り、血圧も高く頭痛に悩まされ、息切れがして階段が登れないし、体重も78キログラムと自分で靴のヒモが結べない状態だったということです。今の井出さんを見ているとまったく想像ができません。
走るようになってからは、「よく眠りなんでも食べれるようになった。体重も68キログラムになり、血圧も下がって毎日が楽しい。心臓の方も医者がびっくりしたほど調子がよく、病院とも縁を切ったよ」と笑顔で話してくれました。
今では毎朝4キロメートルぐらい走って汗を流し、朝日に映える富士を眺め、澄みきった空気を胸一杯吸うことに何ともいえないしあわせを感じる−と走ることを心から楽しんでいます。
井出さんのお話しをうかがっているうちに、“しあわせは自分でつかむものだな”と思いました。健康に恵まれたいと思ったら、自分にあった体力づくりをしなければならないのだと痛感しました。
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