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市議会定例会が12月3日から5日まで開かれ、昭和47年度富士市一般会計歳入歳出決算認定について、吉原第二中学校体育館改築主体工事請負契約の締結に関し議決を求めることについてなど当局提案の37議案、議員提出1議案は、いずれも原案どおり可決されました。

歳入
12,223,549,000円
歳出
11,092,120,000円

　昭和47年度の一般会計と各特別会計の決算は次のとおりです。
　一般会計の歳入決算額は122億2,354万9,000円、歳出決算額は110億9,212万円でした。特別会計は国民健康保険事業、公共用地先行取得事業など17会計で、歳入決算額は26億2,077万4,000円、歳出決算額は24億7,188万円でした。
　富士市の財政は昭和47年度も黒字決算です。一般会計、特別会計の形式収支は12億8,032万3,000円で、昭和46年度の12億4,749万3,000円を上回り、翌年度へ繰越すべき財源を差し引いた実質収支においても6億1,091万7,000円の黒字です。
　県営富士団地に建設する公営住宅富士見台団地の工事請負契約が議決されました。
　県が三ッ沢地先に建設している富士団地の宅地造成も大部分終り、一般住宅地の分譲もはじまり、いよいよ公営住宅の建設に取りかかりました。
　富士団地は総面積76万7,000平方メートルで、広見団地の倍以上。完成する昭和52年度には一般住宅、公営住宅など約3,000戸が建設され、人口約12,000人のニュータウンが出現します。


県営富士団地に公営住宅90戸を建設

　公営住宅の建設計画は、今年度90戸、49年度70戸、50年度80戸、51年度110戸、52年度110戸で、52年度までに460戸を建設します。
　今年度は90戸建設しますが、鉄筋コンクリート5階建て3棟で、1種が60戸、2種が30戸です。1種の1戸当たりの面積は52平方メートル、6畳、4.5畳、3畳の3室と台所、浴室が付いています。2種は49平方メートルで、台所が1種に比べ狭くなっています。
　吉原第二中学校と原田小学校の体育館、市立小百合保育園（仮称）の建設工事も請負契約も議決されました。
　吉原第二中の体育館は古い校堂の跡に、鉄筋コンクリート（一部鉄骨）2階建てを総工費5,448万円で建設します。
　原田小体育館は鉄骨2階建てで、延面積1,059平方メートル、総工費は4,905万円です。
　小百合保育園は広見団地の上に建設します。建物は木造平家建てで、建築面積は701平方メートル、総工費は5,360万円です。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士団地の市営住宅の建設はじまる

11月の交通事故・火災件数