丸火自然公園の整備も着々と進み、すでに遊歩道、広場、キャンプサイトなどの施設が完成し、日曜日には家族づれでにぎわっています。この丸火自然公園の一角に、子どもたちの宿泊施設“少年自然の家”を建設することにこなりました。
少年自然の家は、子どもたちを美しい緑や澄んだ空気の自然の中へつれだして自然探究やのびのびとした野外活動、集団による宿泊生活などを実際に体験することによって
・自然を愛し
・豊かな情操をつちかい
・たくましい創造力を高め
・自律、協同、友愛などの精神を養い、心身ともに強くたくましい少年を育成するための施設です。
■施設の規模は
建物は宿泊棟と食堂棟を9月までにつくりますが、将来体育館の建設も行なう予定です。宿泊棟は鉄筋コンクリート3階建て、食堂棟は平家建てで、給面積は2,079平方メートル、総事業費は約2億5,000万円です。宿泊人員は200人で、20人収容の部屋が10室、引率者用の部屋が2室あります。
■自主事業は
少年自然の家の事業は、集団生活を体験させる集団宿訓練、自然観察、自然探究、自然愛護など自然に親しませる活動・ハイキングオリエンテーリングなどの自然を活用した野外活動・少年団体の指導者研修などを行ないます。
■利用できるのは
この施政を利用できるのは小中学生で、学校が特別活動の一環として利用する場合、少年団体が活動を行なうために利用する場合、希望する少年がグループをつくり、リーダーの指導のもとに利用する場合です。なお、児童、生徒だけのグループでは利用することはできません。
利用手続きや使用料などのこまかなことはこれから決めますが、一人でも多くの子どもたちが自然の中で集団生活を体験できるような計画をつくります。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 少年自然の家を建設する丸火自然公園