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須津小学校6年　鈴木智子
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　わたしは学校から帰ってくるなり祖母の姿に気がついた。おみその入れ物を持ったり、ほうきをもったり、大きな入れ物を重たそうにあっちへやったり、こっちへやったりして運んでいた。わたしの足は自然と台所へむかった。おばあちゃんたいへんなんだなあ、そう思ってテーブルの上や床をふき、食器やふきんを洗って、たなの上を全部ふいた。けれど毎日そうじている祖母のおかげでそうゴミも出ない。おばあちゃん、びっくりするだろうな。ないしょにしておこうかな。そんな思いで胸はわくわくしていた。2時間かけてやったそうじだけあって、自分でも満足した。
　やがて祖母は、気がついたらしく「智子がやってくれたのかね、ありがとう。」ちょっと仕事をやめてわたしに言いにきた。「6年生だもの、これくらいあたりまえだよ。」と言うと、にこにこしてまた仕事に取りかかった。わたしは、ほんとうに6年生としてあたりまえのように思えた。5年生のときよりひとつ年が多くなっただけなのに、今と前とでは大ちがい。
　よく先生は「見たら見なさいよ」という。見たら見るということは、今わたしがやったことなんだと思う。人にいわれてからやる。これは見たら見るではない。人にいわれなくても進んでやる。これが見たら見るということだとつくづく感じた。今わたしのクラスでは見たら見るということを進んでやっている。このことをわたしのクラスだけではなくみんなに呼びかけ、よい須津小学校を作りあげていきたいものだと思う。

“決り”を守って楽しい冬休みを
　もうすぐ冬休みになるけど、みんな元気に学校へ行っているかい。小中学校とも12月25日から来年1月7日まで休みだね。
　冬休み前に先生から「交通事故にあわないように」「夜おそくまで遊ばないように」などいろいろ注意を受けても、休みになると忘れる子がおおぜいいるようだよ。みんな先生に注意されたことは必ず守って、家の人や友だちに心配をかけないよう楽しく冬休みをすごしてください。

交通事故に注意
　最近、全体的な交通事故は減っていますが、子どもの事故は逆に多くなっています。自動車の運転手さんは、いつも注意してハンドルを握っていますが、車は急ブレーキをかけてもなかなか止まりません。自転車の2人乗りや道路への急な飛び出し、むりな横断などどれも交通事故の原因になるから、みんな正しい交通ルールを守って事故に合わないようにしてください。

●吉永第二小学校勢子辻分校　6年　川村みゆき
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( 写真説明 ) 〔評〕大変ていねいに書いた真心のこもった作品です。もう少し太目に書くと、なおよくなります。名前が左に寄りすぎました。そして少しおおきすぎます。（青木臨川）


●吉原第一中学校　3年　内田恵子
- 写真あり -
( 写真説明 ) 〔評〕文字どおり全力で書いた立派な作品です。筆の入れ方、終筆とも申し分ありません。ただ、字が中央に集まりすぎているのが惜しい。配置に気をつけると一段とよくなります。

〈訂正〉
　前号の全国ジュニア陸上競技大会の記事の中で、鈴木葉子さん（大渕中）が、200メートル競走で12秒4となっているのは、100メートル競走で12秒4のまちがいですから訂正します。