日本顯彰会は、社会に貢献した人(地域善行者)に、その功積に対して、毎年表彰を行なっていますが今年は富士市から北島茂さん(宮島)ら4名の方が選ばれ表彰を受けました。表彰式は10月26日、東京のホテルニューオータニで、常陸宮殿下、同妃殿下の出席のもとに盛大に行なわれました。表彰者は次のとおりです。(敬称略)
北島茂(57才・宮島)
杉山洋子(28才・宮島)
2人は、昨年10月宮島地先で発生した火災で、お互いに協力し重症身障者であり、すでに着衣に火のついた人を救出し消火活動を行ない被害を最少限に食い止めました。
市川玉美(25才・田子)
今年の6月、鮫鳥地先で3才の子が誤って江川に転落し、溺死寸前のところを自己の危険も顧みず、着衣のまま飛び込み救助しました。幼児は近くの病院で手当てを受け一命をとりとめました。
渡辺基公夫(20才・今井東町)
今年の3月、今井地先で発生した火災で、いち早く現場に急行し、火のまわった家の中に飛び込み、1人寝ていて布団や着衣に火のついた4か月の乳児を救出しました。