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　「ちょっと階段を上がっただけで息ぎれがする。今まで体力のことなど全然気にもしていなかったけど、最近はどうも弱くなったのでは……。」こんな方はいませんか。
　体力はあると思っても知らない間に低下しているものです。家庭で簡単にできるテストを紹介してみますから、一度自分の体力をためしてください。

（1）腕立て足ぬき
　1．の姿勢から両手の平を床につけたまま、腰を床につけないで3の姿勢になるこれができたら、逆の動きでもとにもどる。できない人は、ふとり過ぎか関節の硬化、筋肉の老化でしょう。
- 図表あり -

（2）ゆりかごくぐり
　両手で両足首を背中でつかみ、からだをできるだけそらせる。他の人が四つばいになり、からだにふれないようにくぐりぬける。できない人は、からだが硬いか引っ張る力がない、がんばる力がない人でしょう。
- 図表あり -

（3）数字がき
　両足をあげて、足先で1、2、3と数字を順に書く、15まで休まずに書けたら合格です。ひざを曲げないように努力する。できない人は腹筋力とももの力が足りなく、持久力のおとろえている人です。
- 図表あり -

（4）忍者立ち
　正座をして、はずみをつけてとび上がり両足で立つ。できたら立ったときうしろ向きになる。できない人は敏しょうさがない、タイミングがとれない、ジャンプ力のない人です。
- 図表あり -

　体力テストにはいろいろなものがありますが、全国共通のテストとして壮年体力テストがあります。このテストは年令に応じた体力があるかどうかを得点に換算します。自分の体力を知り、体力づくりをすすめる手がかりにするためにも一度受けてください。体力テストに関する問い合わせは教育委員会体育保健課（内線455・458）へどうぞ。