お宅の浄化槽の放流水が悪臭を放ち、近所に迷惑をかけていませんか。浄化槽の手入れが悪いと悪臭、カ、ハエの発生源にもなり、2次公害を引き起こします。
最近、汲み取り便所から水洗便所に改造する家庭や、新しく家を建てる人の多くが水洗便所を設置するようになりました。市の下水道が完備している所では、そのまま下水道に流すことができますがそのほかの地区では、し尿浄化槽によって、浄化してからでないと側溝や河川に放流することは出来ません。
ところが、し尿浄化槽による水洗便所と下水道による水洗便所を混同している方がいるようです。し尿浄化槽は、設置したからといって、そのままいつまでも使用できません。人間に健康管理が必要なように、浄化槽も点検し清掃など維持管理をしなければ、本来の機能が十分発揮できなくなります。
水洗便所でし尿浄化糟を設置してある場合は、法律で定められた基準を守り、近所の人に迷惑がかからないよう、維持管理には十分注意してください。また、し尿浄化槽を設置する場合には必ず保健所に届け出をしてください。
なお、し尿浄化槽の保守点検、清掃などの維持管理は、厚生大臣認定の技術管理士でなければできませんので、近くの許可業者にご相談ください。
・富士衛生運輸(元町 61-0768)
・昭和衛生舎 (鈴川3 33-0230)
・吉原衛生運輸(長者町 52-5113)
・鷹岡衛生企業(入山瀬西 71-3539)
- 図表あり -
( 図表説明 ) し尿浄化槽のしくみ(腐敗タンク方式)