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【広報ふじ昭和48年】川へゴミを捨てないで

災害の原因にもなる川のゴミ

 川をよごすのは工場の排水だけではありません。家庭の排水、一部の不心得な人が捨てるゴミも一役買っています。
「川底に沈んでいる空カン、空ビン」「橋げたにつかえたビニール、プラスチックの容器」「海岸に線を引いたように打ち上げられたゴミ」すべて人の手によって捨てられたものです。1人がひとつのゴミでも、1,000人が同じように捨てれば1,000個になり、ゴミの山がいくつもできてしまいます。
 どこそこかまわなくゴミを捨てる人は自分のことしか考えていない人ではありませんか。だれでも家のまわりにゴミが落ちていれば掃じをしてきれいにします。川が自分のものならやはり同じことをすると思います。
 川や空地に捨てられたゴミが、橋げたにつかえたり、1か所に集まって川の流れを悪くし、大雨の時など思わぬ災害をまねく原因にもなります。また、農家でも水田にビニールなどのゴミが入るので大変こまっています。
 川へゴミを捨てなくても、市で燃えるものを週2回、燃えないものを週1回集めていますから、近くの集積場所へ出していただくだけですみます。
 川にゴミを捨てるのではなく、拾うようにしなくては、いつまでたってもきれいな川にはなりません。川をきれいにし災害の発生を防止するためにも、ゴミを捨てない、捨てている人を見かけたら、お互いに注意しあいましょう。

大活躍のゴミ処理機

 川のゴミを自動的に取りのぞく装置を岩松中学校東側の新川に設置してあります。この装置は、川の中に立てた鉄製のスノコにゴミを集め、バケットの上下運動で取り除き、ベルトコンベヤーで1か所にまとめます。この集めたゴミは定期的に収集していますが、木くずやビニールなど1回の収集で50キログラムぐらい出ます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 大雨であふれる寸前の田宿川
添付ファイル
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