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【広報ふじ昭和48年】出入船舶は年間1万隻

 6月28日の貿易記念日。この日、第10回静岡県貿易推進大会が、農協会館で行なわれました。
 私たちの暮しや仕事は、世界経済といろいろな面で結びついています。貿易は世界経済と私たちをつなぎ、消費生活を豊かに、生活水準を高めてくれる重要な役割を果たしています。
 田子の浦港も昭和41年国際貿易港の仲間入りをし、県下では清水港についで2番目の国際貿易港となりました。田子の浦港を利用する船は年ごとに増え、昨年は1万隻を突破しました。船もだんだん大型になり、1万トンをこえる船が月に20隻ぐらい出入りしています。
 入港船のほとんどが国内航路の船で、外国航路の船は196隻でした。このうち外国籍の船はソ連、パナマ、リベリアなどが多く、中国からも3隻入港しました。
 ところで、昨年1年間に田子の浦港で取扱った貨物品は全体で680万トン、一番多いのは重油、セメントなどの化学工業品で293万トン。次いで砂利や砂などの鉱産品で200万トン、林産品が77万トンなどです。しかし、化学工業品、鉱産品などは国内取引きで、輸出入となると変わってきます。
 しかし、田子の浦港の場合、輸出はほとんどなく輸入ばかりです。輸入品の主なものは、原木、チップなどの林産品、豆などの農水産品などで、昨年の取扱い高は98万トンでした。

税関でも海外旅行の手続相談を

 輸出入品の検査や密輸を防止するため、田子の浦港にも税関が設置されているのをご存知ですか−。田子の浦港が昭和41年国際貿易港に指定と同時に開設されたので今年で、7年目を迎えました。
 田子の浦港の税関は、清水税関支署田子の浦出張所(鈴川315、電話33-0598)で、4名の税関職員が配置されています。なお、税関では輸出入貿易や海外旅行の税関手続きなどについてもみなさんのご相談に応じていますのでご利用ください。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 農協会館で第10回静岡県貿易推進大会
( 写真説明 ) 田子の浦港は昭和41年国際貿易港に指定
( 写真説明 ) 入港検査は税関の大切な仕事

お知らせ

  =訂正=
 広報ふじ137号(6月25日発行)の6ペ−ジ、市議会6月定例会の中に誤りがありましたので訂正いたします。
 医療手当のうち所得制限税額の引上げは48年10月1日からが48年4月1日、医療手当の増額は48年4月1日が48年10月1日です。また、富士市地方卸売市場特別委員会の委員長針木実は鈴木実です。


◎電話番号はよくたしかめて 市役所の電話番号は51-0123番です!!
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