まもなく梅雨も明け、いよいよ本格的な夏がやってきます。子どもたちは、海に山に楽しい計画でいっぱいでしょう。
今年は7月26日から小中学校の夏休みがはじまります。40日もの長い休みになるわけですが、子どもさんのいる家庭では、病気や事故にあわないようにと、なにかと気苦労が多くなるかと思います。
夏休みを楽しく過ごさせるためには、まず、からだを丈夫にすることです。それが学校に夏休みのある一番大切な理由であり、目的でもあるわけです。それでは、子どもたちが夏休みを元気にすごすため必要なことを2、3あげてみました。
■からだをきたえる
なにかひとつ体力づくりを考えて、毎日つづけさせじょうぶなからだづくりに心がける。泳げない子どものために、水泳教室なども行なわれますから、積極的に参加させる。
治療に時間のかかる眼・鼻・耳・歯の病気などを直すことです。せっかくの夏休みに病院通いではかわいそうだと放っておくことこそかわいそうです。
■きまり正しい生活
いくら休みだからといって夜ふかし朝寝坊は健康によくありません。朝寝坊すれば朝の食事は不規則になり、胃の働きもわるくなります。発育途中のお子さんによい結果が生まれるはずがありません。食事は少しづつでも3度3度きちんとさせることが、お子さんの健康を守る第一歩といえます。
■事故のない生活
子どもは危険な場所でほど遊びたがりますので、ときどき注意してやることです。また、夏は日が長いため、子どもたちは時間のたつのも忘れてしまいます。お子さんに時計をもたせて遊ばせておくわけにもいきません。幸い富士市には、広報無線放送がありますから、5時の定時放送を目安にするのもよいかと思います。まだ5時ごろでは、遊びに夢中かと思いますが、子ども同志にもお互いにいい聞かせておけば、案外わかるのではないでしょうか。
■計画的な勉強
とかく子どもたちは、休み前に自分で守れそうもない時間割をこしらえるようです。あれもこれもとよくばりすぎてはかえってマイナスです。子どもさんのことは、お父さんお母さんが一番よく知っているわけですから、こんな時に注意してやることも大切です。