問
魚介類を主なタンパク源としている私たちにとって、PCB汚染度の高い魚がつぎつぎに発表されていることは非常にショックです。
昨年末の水産庁の調査による汚染水域の特にひどいのは、兵庫県播磨灘沿岸や瀬戸内海などがあげられています。この水域の魚のなかからは基準の3PPMをはるかに越える44PPMが検出されています。こんなにも汚染されてからの対策では遅すぎるのではないかと思います。駿河湾の中でも田子の浦港から沼津地区にかけては、マークされている地区だと思います。この近辺の魚介類を定期的に調査し対策を立てる事を望みます。(渡辺憲明・江尾2)
答
駿河湾の魚介類の調査は県農林水産部が中心となり、衛生研究所、公害防止センターなどが行なっています。PCB、重金属などによってどのように、汚染されているかを調べるとともに、排出工場の追跡調査も実施し究明を急いでいます。市は環境がこれ以上汚染されないように、発生源を厳しく監視し、汚染防止につとめます。(公害課)