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【広報ふじ昭和48年】アングル

約87万トンのヘドロを処理

 田子の浦港のヘドロ処理は、昨年と一昨年の2回にわたって行ない、これまでに約45万トンを処理しました。しかし、田子の浦港の中にはまだ約87万トンのヘドロが堆積していると推定されています。そこで、今回は残っているヘドロを処理するために5月19日から、第3次のヘドロ処理作業をはじめました。
 第3次ヘドロ処理作業は、前回と同じように、田子の浦港から富士川河川敷まで鉄パイプを布設し、ヘドロを送ります。富士川河口には、30万4,000平方メートルの敷地に沈澱池を8か所つくり、送られてきたヘドロを入れます。作業は船の出入があるので、昼間はさけて午後6時40分から翌朝7時まで行なっています。なお、田子の浦港や富士川河川敷周辺では、ヘドロ処理にともない、二次公害が発生しないよう、県公害課が中心になって24時間常時監視を行なっています。
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大気汚染の調査に新鋭機

 市公害課の職員が発案した、大気中のPHを測定する機械が、このほど東京の電気化学メーカーの手によって試作されました。
 大気中のPHによる影響は、ガスによるものと雨によるものに区分されます。ガスによる影響は、自動記録計によって常時監視を行なっていますが、雨による影響は調べることができませんでした。しかし、新しい機械の開発によって、雨の中のPHや雨量とPHの関係なども調べることができるようになりました。
*PH…溶解中の水素イオンの濃度で、溶液中の酸分、アルカリ分を推定するのに用います。
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サクラの名所づくりすすめる

−大渕青春友の会が−
“大渕地区をサクラの名所にしよう”と、自分たちの手で緑のまちづくりを進めている、大渕青春友の会は、さきごろサクラの苗木を植樹しました。植樹はくすの木学園をはじめ、ふじやま学園、大渕第一小学校など大渕地区の公共施設11か所へ行ないました。
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添付ファイル
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