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富士市立吉永第二小学校　勢子辻分校　4年　平井由美
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　わたしの学校は、富士市では富士山の一番近くにある吉永第二小学校勢子辻分校です。中学生もあわせてみんなで9人　先生は4人です。勢子のいいところは、富士山がとっても大きく見えることです　勢子は、春になると、わらびやぜんまい、ふきのとう、うどなどいろいろなものが出ます。近くには、林業センターがあり、そこには、今さくらが満開です。
　そのあとにさくらんぼがなります。さくらんぼがなるとみんなでとりに行ってそこで食べます。とてもすっぱいさくらんぼにあたったりすると、くやしくなります。夏にはプールで泳ぎます。秋は沢のモミジのはっぱがだいだいや黄色や茶色になり、あけびがたくさんなって、みんなでとりに行くのが楽しみのひとつです。冬には、雪がときどきふります。ふった時は雪だるまを作ったり、雪合戦をして遊びます。
　学校はもっと楽しい所です。中学生もいっしょでたった9人しかいませんが、いつも何かする時は必ず9人でやります。今はマラソンを毎朝やっています。1人が「やろう！」というと、みんないっしょにがんばります。きしょうかんそくも2人ずつグループになって毎朝つづけています。これは、もう10年以上も前から勢子辻分校のみんなが力をあわせてやっていることです。
　きょねんはこのかんそくのけっかが県や市からひょうしょうされ、今ではこのしりょうが森林を育てるために使われているそうです。分校のみんなは、けんかもするけれども、すぐ仲なおりをし、兄弟のように仲よしです。
　こんな楽しい勢子でも、雨がふると、きりがでてちょっとさきも見えず、おにごっこをしていても、かくれんぼみたいになります。入ばいの時は、ずっときりがかかっているので、家の中がしめぼったくなったり、せんたくものがかわかなくなったりします。ひどい時は、かびがはえたりして、きもちがわるくとてもいやな感じがします。
　でも、わたしは勢子が大すきです。わたしたちの勢子が、いつまでも、みどりにかこまれ楽しい遊びができたらいいなあと思います。

　大渕中学校は、さきごろ丸火自然公園に巣箱がけを行ないました。巣箱がけは今年で3回目。全校生徒が思い思いにつくった巣箱は351個になりました。
　これまでの観察で、7割くらいの箱巣に小鳥が入っていますが、場所や高さで入りやすいものと入りにくものがあることもわかりました。今年は巣づくりがしやすいように取付けたので、もうすこしたつと全部の巣箱から小鳥たちが顔を出すかもしれないね……。
　大渕中は学校でも理科室の前にエサ台や水飲み場をつくって、小鳥の観察をしてるんだ。はじめは、エサを置いてもぜんぜん小鳥がこなかったけど、今ではセグロセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキなど8種類もくるようになったよ。
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鹿児島までの距離は…

　富士市の位置や全国の主要都市までの距離をみんな調べたことがあるかな。東京や名古屋など近い所は知っている人が多いと思うけど、博多や札幌など遠くはどうかな。北海道から九州までを直線にすると、東京がほぼ中心で、東経では東の端が138度45分49秒、西の端が138度38分15秒、北緯は南の端が35度7分45秒、北の端が35度20分71秒なんだ。
　富士駅から電車に乗って全国の主要都市まで行くと東京が146.2キロメートル、仙台498.3キロメートル、青森886.6キロメートル、札幌1,285.9キロメートル、金沢476.5キロメートル、名古屋219.8キロメートル、大阪410.2キロメートル、広島748.6キロメートル、博多1,030.3キロメートル、鹿児島は350.6キロメートルもあるんだ。だけど、直線の場合は札幌が約925キロメートル、鹿児島が約850キロメートルで電車とは逆に札幌の方が遠くなるんだ。電車だと曲がりくねって行くからこのような結果になるんだね。