昨年8月と10月の2回にわたってコイの稚魚26,000尾を田宿川や上掘、小潤井川など17河川に放流しました。その後、放流したコイの稚魚のせい息、発育状況は定期的に観察してきましたが、2回ほど小潤井川で浮きあがったほかは、各河川ともほとんどの稚魚が順調に育っています。
4月に入って水温もあがってきたので、発育状況を調べるため、上掘で3尾のコイをすくいあげたところ、体長8センチメートルから12センチメートルに成長していました。放流したときほ3センチメートルから5センチメートルくらいでしたから、1年たたない間に倍以上に成長したわけです。
また、定着率の調査も行なったところ、各河川とも20パーセント以上と予想以上によく、市内の河川の水が浄化されていることが実証されました。
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( 写真説明 ) 放流したときの2倍以上になったコイ