家の回りの空地やテラスなどを利用して、花壇をつくってみませんか−。
四季を通じていろいろな花が咲いている庭。ちよっとした工夫で、家の回りが見ちがえるようになります。
一口に花壇といっても、いろいろありますが、一般的な見方からすると平面花壇と立体花壇に別けることができます。平面花壇は草丈のあまり高くない、そろったものを平面図案をえがくように植えこんだもので、公園や遊園地のような広い場所にむいています。また、これをかきねや建物にそって、長方形に細長くしたものをリボン花壇ともいいます。
立体花壇は一般家庭向きで、ひなだん花壇、中心花壇、寄植花壇などに別けることができます。
・ひなだん花壇(きょうさい花壇)
建物の周囲や道路わき、かきねなどにそった、せまい場所に適しています。この花壇は、後ろに行くにしたがって草丈の高いものを植え、正面より側面から眺めた美しさを表わすようにします。
・中心花壇
レンガや玉石などで回りを囲み、中心に草丈の高いもの、外側へ低いものを植えこんで、どこからでも眺められるようにします。
・寄植花壇
1〜2年生の草花や宿根草、球根など四季を通じていろいろの花が咲くようにした花壇です。
このような花壇は、ちよっとした場所があればすぐにもできますが、まわりの建て物や植えこみなどのバランスも考えなけれはなりません。階段、石垣、池、樹木などあらゆるものが花壇をつくるときの環境要素になります。
さて、貴方はどんな花壇をつくってみたいと思いますかー。花壇づくりに必要な豆知識を次号でお知らせいたします。
*みなさんの中で、いままでの経験から「こんなことをみんなに知ってほしい」というようなことがありましたら、企画調整部広報課へお知らせください。