春先は空気が乾燥して火災が発生しやすく、発生すると大火になりかねません。火災のほとんどは、ちょっとした不注意から起っています。このため、市民みなさんに火災の恐しさを認識していただき火災の発生を防止するため、「慣れた火に新たな注意」を統一標語に、2月28日から3月13日まで春の火災予防運動を実施します。運動は前半の7日間が車両や船舶、林野の火災防止、後半の7日間が一般火災防止を重点に進めます。
■火災警報には十分な注意を
空気が乾燥し火災が発生しやすい気象条件になると「火災警報」が発令され、屋外で火を使うことなどが制限されます。火災から尊い生命や大切な財産を守るためですから、火災警報が発令されたら火のもとには十分注意してください。
■枯草の始末もお忘れなく
空地の枯草から建物や山林に燃え移り大火災になった例も多くあります。投げ捨てられた吸いかけのタバコからでも火が付きます。昨年も枯草火災による出動は、1年間に30件もありました。家の回りや土地の管理もお忘れなく。