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【広報ふじ昭和48年】サクラの名所づくりを

さくらの会などから1,470本の苗木が

 富士市緑いっぱい市民の会では、さきごろ理事会を開き、今年度中の事業計画 新規加入者の承認についてなど話し合いを行ないました。
 緑いっぱい市民の会は、昨年5月、婦人会や花の会など40団体3個人が集まって結成され、緑いっぱいの町づくりを積極的に進めてきました。これまで、家庭内への1本植栽運動をはじめ、各地区へのフラワーポットの設置、2回にわたる緑と花の百科展など多くの緑化事業を進めています。
 今年度の事業計画によると、サクラの名所づくり、市の木や花の植樹を行ないます。
■サクラの名所づくりに伴う仮植
 県および日本さくらの会から、八重ザクラ、よしのザクラなど2年生のサクラ1,270本が贈られるので、2〜3年岩本山などへ仮植しておきます。
■サクラの名所復活植樹
 富士宮市北山の県さくら母樹園から5年生以上のサクラ200本が贈られるので、3月初旬に広見公園へ植樹する予定です。
■市の木、花の植樹
 市の木…事業所緑のスペ−ス調査に協力してくれた事業所に対し、くすの木を配布します。
 市の花…平垣町、青島、南町の3公園をモデル地区として、3月25日にバラ880本を植樹します。
■新規加入者を承認
 緑いっぱい市民の会は、現在、46団体7個人で組織されていますが、新たに1事業所が加入しました。 なお、48年度事業の「緑と花の百科展」の日程が決まりました。
 第3回緑と花の百科展を4月8日に行ないます。会場は前回と同じ市役所広場で午前8時から午後4時まで開催します。今回は、マツ、サツキ、コノテカシワ、カイズカイブキなど常緑樹を主体に盆栽や草花、花木など2万点が出陳されます。
 また、グリーン相談所を開設し、家庭造園(屋上庭園など)、花壇の造り方、病害虫の予防や駆除のしかた、緑の上手な植え方、育て方などを無料で相談に応じます。また家庭内への1本植栽運動を進めるため、土や苗木の無料配布なども行ないます。
 このほか、児童公園や地区公園の管理をする公園愛護会の結成についてなど話し合いを行ないました。

花壇を色どる春まき草花を

 3月も中旬になれば、いろいろの草花のたねをまく季節です。早いものは5月になると庭の花壇を色どってくれます。春まき草花の代表的なものは、夏のアサガオ、ヒマワリ、秋のサルビヤ、ケイトウなど。時期を失なわないようにたねをまいてはいかがですか。
 春まきは、秋まきと違って、寒さの心配がなく、床まき(じかに花壇にたねをまく)できるものが大部分です。床まきすると根が四方に張り、育ちが良く、移植の手数もはぶけるので便利です。
 床まきができるものは、ヒャクニチソウ、マリーゴールド、ケイトウ、サルビアなどです。箱まきするものには、ペチコニア、アフリカホウセンカ、ダイアンサス(なでしこの仲間)などがあります。

マツやツツジなどを植樹

田子・小須海岸の第2堤防へ

 海岸を緑でいっぱいにし、いこいの場にしようと、田子や小須地区で2月18日、クロマツツツジなど2,650本を植樹しました。朝からの雨にもかかわらず、田子や小須地区の人たち、花の会会員など200人が参加して行なわれました 
 植樹は2年生のクロマツ(20〜30センチメートル)2,000本、サツキ、ツツジ、グミなど650本で、第2堤防へ行ないました。なお、グミは肥料木として黒松10本に対し1本の割りで植えられました。
 このほか、18日には今井本町や桧町、20日に三四軒産地区でもクロマツの植付けが行なわれました。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 写真はクロマツを植える田子や小須地区の人たち
添付ファイル
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