事業所統計調査を昨年9月1日現在で行ないましたが、富士市の集計結果がこのほど県から発表されました。この調査は総理府が3年日ごとに実施する指定統計調査で、前回は昭和44年に行ないました。
事業所数は8.432事業所で、前回は7.751事業所でしたから681事業所増加しました。産業別では卸売、小売業が最も多く約半数の4,124事業所(前回3.764事業所)、次いでサービス業1,624事業所(1,506事業所)、製造業1,494事業所(1,384事業所)などが増加しました。反面農林水産業は19事業所から7事業所に、鉱業が13事業所から9事業所、電気ガス水道業が23事業所から19事業所に減少しました。
従業者数は91,707人で、前回の84,290人に比べ7,417人、8.8パーセント増加しました。
産業別にみると製造業が多く49,757人(前回45,339人)卸売、小売業17,225人(15,595人)サービス業9,252人(8,699人)で、事業所の増加した業種はいずれも従業員数も増えています。事業所数の減少した業種のうち農林水産業は94人から22人、鉱業は229人から95人と大幅に減りました。
事業所を従業者規模別にみると1人から6人の事業所が全体の82.4パーセントを占める6,945事業所、10人から26人が1,009事業所、30人から99人が392事業所、100人以上86事業所と、依然として小規模事業所が大部分を占め、割合は前回とはとんど変化はありません。
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( 写真説明 ) 卸売、小売業は4,124事業所