田子浦臨港線の東海道線をまたぐ立体交差がまもなく完成し、12月25日から使用できます。
静岡県は田子の浦港から東名高速道路富士インターチェンジまでの幹線街路事業の一環として、東海道本線の立体交差化を行なっていました。工事は昭和45年4月に着工し、1億4,850万円の工費を投じて進めていましたが、まもなく完成します。
立体交差が開通すると、田子浦臨港線は、港を起点に富士保健所前から青島交差までの1,500メートルが完成します。この道路は、田子浦地区方面や港へ出入するダンプ、トラックなどで1日約2,000台余り通行しています。この完成によって前田付近の交通緩和はもとより、産業経済の発展にも大きな期待がよせられています。
田子浦臨港線は、将来国道を横断し、高島から瓜島を通り東名まで総延長約3.5キロメートルの道路となり、港と東名を結ぶ重要な道路になります。なお、高島地先から瓜島地先までの区間は、依田原新田土地区画軽整理事業の幹線道路として、昭和49年度以後に着工する計画です。
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( 図表説明 ) 田子浦臨港線案内図
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