【広報ふじ昭和47年】学園ひろば
学校自慢 田子浦中学校
みんなで“美にいどむ”
私たちの学校は、歩けばギシギシ音がするし、雨がふれば何度直してもすぐバケツが大繁盛という古いものです。しかし、自慢できるものがひとつあります。
それは学校の目標である「美にいどむ」ということです。これのほんとうの意味は、身のまわりの美に取り組むだけでなく自分自身の美、体の中からあふれ出る美にいどもうというものです。今までに数多くの先輩たちが。この目標と取り組み卒業していきました。時には苦しみ、またある時は楽しみ、今でもこれは続いています。
この「美にいどむ」精神にのっとってこのほどこの運動場で行なう最後の運動会が行なわれました。競技中のみんなの真剣な顔、顔、顔……とても美しく思いました。なぜ、今年が最後かというと、この辺も人口が増え、生徒数も多くなり今の古い校舎ではとても収容できなくなってしまったので、来年から新しい校舎に移るからです。学校の南方、約500メートルの場所に、現在鉄筋コンクリートの新校舎の建築工事が着々と進んでいます。私たちはその完成を心待ちにしているわけです。しかしどんなことがあってもこの「共にいどむ」という目標は変わらず、ずっと受けつがれると思います。
文化祭も間近、1年間の総決算がここに表わされます。今年は生徒も自由に参加し、盛大に行ないたいと思います。文化祭が終ると間もなく3年生は卒業です。しかし、この「美にいどむ」ということは、絶対に忘れないでしょう。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 全校生が体育活動、文化活動を通じ“美”にいどむ
100メートルに大会タイ記録
小学校陸上兢技大会
小学校陸上競技大会が10月30日、今泉小学校で行なわれました。100メートル競走や走り幅跳、走り高跳などの種目に、19小学校から659人が参加しました。好記録は出ませんでしたが、100メートル6年の部で、佐野信幸君(田子小)は、決勝で13秒2の大会タイ記録で優勝しました。なお、金指正敏君(富士第一小)も予選で13秒2のタイ記録を出しました。
- 写真あり -
わたしはものしりはかせです
煙突は何本あるかな…
青空高くそびえているエントツ。屋根すれすれのエントツ。一口にエントツといってもピンからキリまであるけど、エントツと名のつくものは市内に1,300本もあるんだ。低いのは2メートルから一番高いのは121メートルまで平均すると30メートルになるんだ。
ところで白と赤にぬったエントツが多くなってきたけれどなぜだか知っているかい。60メートル以上になると飛行機が飛ぶとき危険なので航空法で白と赤にぬるように決められているからなんだ。
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp