マンモス校でも強い先生と生徒の信頼感
わが吉原一中の生徒数は、なんと1,800人に達する。普通の中学校の3倍以上である。教室も約50。そのため、職員室から一番遠いプレハブ校舎まで、4分かかる。この校舎は新1年生のために、急いで建てられたものだが、このためにバレー、バスケットコートが犠牲になった。
この狭いグラウンドの北側には、ブロック造りの16の部室がある。最近は、散水施設も新しくなり、砂ぼこりのひどい日でも思う存分練習できるようになった。周囲のあたたかい配慮で私たちの部活動は、ますます盛んである。運動関係では特に庭球女子は全国大会まで進出している。水泳部も市内の大会では6年連続優勝という輝しい記録を残している。運動部に限らず文化部の取り組みも地味ながら活発になってきている。
さきごろ行なわれた文化祭は特筆できる。3年間の空白があったが、私たちの手によって盛大に行なった。そのために私たちは、実に数多くの苦労や喜びを味わい、わかちあった。
生徒会本部と専門委員会、各部活動、一般会員生徒との連帯感は、非常に高まった。「盛りあげよう、君の手で作り出す生徒会」をスローガンに、実をあげつつある。先生方が生徒を信じ、まかせてくださっているということを感じあった。このことこそが、我が吉原第一中の本当に自慢できることである。
- 写真あり -