県統計課は、昨年1年間の県内の人口動態を調べていましたが、このほど結果をまとめました。
静岡県下の人口は、昨年1月1日現在309万8,535人でしたが、今年は314万1,702人と1年間に4万3,167人増加しました。また、県下上位5市の人口は1月1日現在浜松市がトップで44万2,730人、ついで静岡市の42万4,985人、清水市の23万6,619人、沼津市の19万2,130人、富士市の18万6,249人と続いています。
しかし、人口の伸び率は富士市が一番で、近いうちに4位の沼津市を抜くことも予想されます。これは、昨年1年間に富士市の人口が自然増で2,973人、社会増で1,441人の4,414人増加しました。これに対し沼津市は自然増が2,942人で富士市とほぼ同じですが、社会増はマイナス291人で、結局2,651人増加したにすぎませんでした。このようなことから、3、4年先には沼津市を抜くことも考えられるわけです。
なお、調査方法が国勢調査を基礎にして、毎月の住民基本台帳の人口移動報告により推計するので、住民登録人口と異っています。