せっかく舗装した道路をすぐ掘りかえし、何か工事をはじめた−。2か月ばかり前に工事をして、ようやく終わったと思ったら、また工事をはじめた−。
これまでしばしばこんな風景が見られました。そこで、不合理な工事をなくし計画的に工事が進められるように、このほど“道路工事調整会議”がつくられました。
この会議は、市建設部管理課が窓口となって、企画課、土地改良課、都市計画課、区画整理課、道路課、下水道課、業務課、工務課、消防署、交通課など市の関係各課と富士警察署、富士土木事務所、駿河工業用水道事務所、電々公社、ガス会社、東電などの機関が集まって組織されています。
この第1回会議が6月27日市役所で行なわれました。会議では7月から9月までに各機関で計画している工事などを出しあって、話し合いを行ないました。そこで各機関から出された工事計画などを検討し、同一路線で工事を予定しているものがあれば、同時に済ませて付近の人たちには迷惑がかからないようにします。また市道の場合、本舗装を行なってしまうと、1年間掘りおこすことができませんので、本舗装を行なう場所で工事が予定されていれば事前に実施するよう指導をしていきます。
しかし、このような会議が組織づくられ、工事が一度で済むようになっても工期がおくれては、これまでと何ら変りませんので,工事請負業者には、今後工事期間は必ず守るように注意していきます
また、工事現場には、夜間の赤色灯や迂回路表示、工事名、期間の表示をはっきりさせるなど、安全管理も十分徹底します。
- 写真あり -