市議会6月定例会が6月19日から3日間開かれ、昭和47年度一般会計補正予算、社会福祉センター条例の制定など21議案を慎重に審議した結果いづれも原案どおり可決しました。なお議長と副議長の辞任にともない、正副議長選挙が行なわれ、投票の結果、議長に佐野喜郎氏、副議長に中井浜次郎氏がそれぞれ選ばれました。
富士市部設置条例の一部が改正され、福祉事務所に課を設置することになりました。これまで福祉事務所は、市民部に所属していましたが、7月1日から行政組織上“部”として格付けし社会課・保護課・児童課の3課を設置します。
福祉事務所の場所、仕事内容はこれまでと変わりませんが、各課の係は次のとおりです。
・社会課 管理係、社会係
・保護課 保護係、老人福祉係
・児童課 児童係、保育係
このほか福祉事務所には、吉原・富士老人ホーム、ふじやま学園、くすの木学園が所属し、保育園は児童課の保育施設として所管していきます。
つぎに、東名インターチェンジの北側に建設中の社会福祉センターが実施する事業などを決めた“社会福祉センター条例”が制定され、9月1日から施行します。
福祉センターを利用できるのは老人、身体障害者、心身障害児、母子世帯などです。事業としては、生活相談健康相談など相談ごと、身体障害者の機能回復訓練・療育訓練・心身障害児の1日保育などを行ないます。
なお、市長が特別認めた場合、対象者以外でも利用できますが、政治的活動、営利をはかる目的、風俗を乱すおそれのあるときなどは使用できません。
このほか、厚原小学校・田子浦小学校主体工事、岩松小学校増改築主体工事、公営住宅三ツ沢北団地第1種建設主体工事請負契約が議決されました。
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