道路、農業用水路、公園予定地など現在問題になっている場所や、工事を計画している場所を6月6日と7日の2日間、渡辺市長が現地視察を行ないました。
視察は6日が吉原地区、7日が富士・鷹岡地区で、25か所を視察しましたが、いずれの場所も市民生活に密接に結びついたものばかりです。なお、視察した25か所のうち江尾、三ッ沢、富士駅南地区の問題は次のとおりです。
■江尾地区農業用水問題
地元から「田植をしたくても水田に水が入らないのでこまる。何とかしてほしい」と要望がありました。このため現地を視察しましたが、この問題も一度使用した水を再利用することによって解決できるので、早急に対策を立て、一番効果があがる方法で実施することになりました。
■三ツ沢地区の道路問題
三ツ沢地区は3年前203世帯でしたが、現在は288世帯と大きく伸びています。ところが、道路幅は昔のままで拡幅もこれ以上できない状態です。このため幹線道路の新設が望まれていますので、県営住宅団地の関連など考え合せ検討しています。
■富士駅南地区排水路問題
駅南地区の排水路は、測溝が狭いうえ曲っているので、雨が降ると道路へあふれ、川のようになってしまいます。ところが、排水路ぞいに家が建っているので改良はむずかしく、技術的にどうしたらよいか検討しています。
実施できるものはすぐにも
なお、渡辺市長は「2日間の日程では市内全域を見て回ることができなかったけれど、机の上で地図を広げて話しを聞くより、なんといっても自分の目で確めるのが一番。地元の人たちの意見を聞いて実情も良くわかったので、すぐ実施できるのは実行していく。予算や関連事業など問題があるものは早急に検討し、対策を立てる。」と感想をのべていました。
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