老人福祉の向上をはかるため、市内に約200人いると思われるねたきり老人の健康を守り、生活の安定をはかるため、4月から医療費の助成を行なっていきます。助成は、3月定例市議会で審議された「富士市老人医療費助成要綱」によって行ないます。
医療費を受けられるのは、住民基本台帳に登録されている70才以上のお年寄りで、2か月以上病床にあり、日常生活を自分ひとりでおくることのできない人です。また、本人または扶養している人の所得が、国民年金法の老令福祉年金の所得制限以下の場合です。
市が助成する医療費は、療養にかかった費用から、保険給付額、附加給付額などを差し引いた額です。
医療費の助成を希望する人は、申請書に披保険者証、国民年金証書または所得状況を確認できる書類、附加給付内容証明書を添えて、市福祉事務所(本庁2階)へ申込みをしてください。申請があると市は内容を審査し、該当している人には「老人医療証」を交付します。医療証がないと医療費は助成されませんので、該当する人は早めに申請してください。
なお、認定されると市内の医療機関はもとより、市外の医療機関で診療を受ける場合も対象になりますが、市外で診療を受ける場合はあらかじめ申出をしてください。