市と県労働金庫がタイアップして、住宅を建てる人、宅地を購入する人に資金を融資する制度を設けました。この制度は「富士市勤労者住宅建設資金制度」といい、持家が取得しやすいようにするために設けたものです。
融資の対象は、勤労者で自分が住む家を建てる場合、あるいは自分が住む家の敷地を購入する場合で、次のことに該当する人です。
・富士市に2年以上住んでおり、これからも引続き住む人。
・市税を完納している人。
・富士市および県労働金庫が認めた人。
建物または敷地の規模にも制限があります。住宅の場合は、住宅の部分が30平方メートル以上120平方メートル以下です。宅地を購入する場合は150平方メートル以上300平方メートル以内で、住居地域の土地を購入するときです。
貸付けの条件は次のとおりです。
■融資額は
40万円以上200万円以内です。(土地と建物と重複した融資は受けられません)
■貸付け金利は
・5年の場合が6.3パーセント。
・10年の場合が6.5パーセント。
・18年の場合は10年まで6.8パーセント。11年目以後は労働金庫の金利になります。
■返済方法は
貸付けの翌月から元利均等月賦または半年賦併用償還です。
*100万円借りると返済額は、5年の場合が月額19,576円(21,000円)、10年の場合11,477円(13,100円)18年の場合8,442円(9,900円)になります200万円借りると10年の場合22,954円(26,200円)、18年の場合16,884円(19,800円)になります。
( )内は労働金庫で単独で借りる場合です。
■申込み期間は
昭和47年4月1日から昭和47年4月30日まで。
■申込み先は
静岡県労働金庫富士支店(富士市水戸島 電話61-0808)
*このほか、不明のことは労働金庫富士支店へお問い合わせください。
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( 写真説明 ) 勤労者の持家に資金を融資します