…1件で256万円が灰に…
市内で昨年1年間に発生した火災は108件。45年に比べ11件多く、死者1人、負傷者12人、損害額2億7,715万円の被害をだしています。
この発生状況を県下の主要4市と比べてみると、件数は1番少ない数字を示していますが、損害額は群を抜いて多くなっています。ちなみに静岡市は発生件数が278件で、1件当りの損害額は83万円。浜松市は421件で、1件当りの損害額は42万円。清水市は169件で、1件当りが83万円。沼津市は136件で、1件当りが162万円です。富士市の場合は発生件数が108件ですが、1件当りの損害額は256万円にもなっています。
この原因としては、産業の侍殊性から製紙工場の火災があると、損害額が大幅にふえることと、早期通報の遅れがあげられます。貴重な財産を守るために、早期発見、早期通報を心がけてください。
出火原因ほ、相変わらずタバコの不始末が21件で1番多く、火あそびの12件、放火・放火の疑い11件、火の粉10件の順になっています。地区別の発生状況は、富士地区が15件、吉原地区が11件、今泉地区が9件、鷹岡地区が7件、伝法地区が6件の順になっています。
月別では、やはり寒くなる1月から3月に集中しており、1月が25件、2月が13件、3月が20件と全体の半数以上を占めています。
富士市 FUJI CITY Official Site
